【長生蘭・セッコク】長生蘭セッコクの爆発的な増やし方の過程
※親株の瑞宝の成長期の写真
何年にも渡って成長する過程を楽しむのも魅力の1つ
長生蘭でもセッコクでも小さな株よりは大きな株の方が迫力もありますし、
花も沢山咲いてイイネと思うのは私だけではありません。
長生蘭やセッコクの増え方を数字で簡単に言えば
「1→2→4→8→16→32→64→128・・・・」です。
最初の3年くらいは殆ど増えない物が4年目以降から爆発的に殖えていきます。
では永遠に殖えるかと言えば答えはノーです。
新芽が出るようにバックの古い矢は枯れて行きます。
特に新陳代謝が激しい長生蘭やセッコクは、
他の野生ランと比べて繁殖能力は格段の差があります。
過去に何回か経験した事ですが、
100〜200本位の本数になった物が突然枯れてきます。
原因は幾つか考えられます。
大切に育てていた長生蘭・セッコクが枯れる主な要因
- 新しい水苔で植え替えていない。
- 大株になり過ぎて風通しが悪くなった。
- ナメクジの食害にあった。
それを防ぐ為には「新しい水苔で植え替えて、
適度な大きさの株にして、ナメクジによる食害を防ぎために殺虫剤を置く」事です。
但し、全ての品種が「爆発的に殖える」わけではありません。
品種によっては殆ど増えない物もあります。
過程を経て開花した時の喜びは考え深いです。
色々な楽しみ方が出来る長生蘭やセッコクですので
皆さんに合った品種を購入されたら良いと思います。